グッチやシャネル、ブルガリなどの人気商品を模造し、販売しているコピー商品が多く出回っています。
現在はスーパーコピーという、正規品とほぼ同様の非常に精巧なコピー商品も販売されています。
これらは商標権侵害をしている違法な物でありながら、ブランド品とほぼ同じ商品を格安で所持できるということで、特に若い年代の需要が後が経ちません。
また、コピー商品を知りながら購入されているばかりではなく、「本物だと思って購入したがコピーだった」などとトラブルの原因となることもあります。
自分で購入されたブランド品であれば良いのですが、これがプレゼントとなると自分で識別することが非常に困難です。
コピー商品は違法で制作・販売されているものですから、どんな精巧なものであったとしても、きちんと営業を行っている買取店では引き取ることが出来ません。
もしも「これ、正規品かどうか分からないな・・・」という場合には、まずは自分で簡単な確認をしてみましょう。
ここでは、有名ブランドでよくあるコピー商品の見分け方について、ご紹介していきます。
これらの複数に該当した場合はコピー商品の可能性が高いと言えます。
①ロゴをチェック
カバンなどの合わせになっている部分を見てみましょう。
本物であれば、模様がキレイに繋がっているものがほとんどです。
コピー商品では、模様がつながっていない可能性が非常に高いです。
②刻印をチェック
「LOUIS VUITTON PARIS made in ~」というように記載されているものが刻印です。
例えばヴィトンの場合には、ほとんどのコピー商品はmade in Franceですが、正規品ではSpainやU.S.Aを刻印されていることが多いです。
また、アルファベットのOが細長いOではなく、まん丸のOですのでこちらもチェックしてみましょう。
しかし、刻印は非常に精巧につくられていることもあり、判断が難しい場合もあります。
コピー商品の刻印は雑に作られている場合には斜めに書かれていたり、文字に滲みがあったりしますので、注意して見てみて下さい。
③縫製をチェック
コピー商品の多くは、縫製が雑に行われています。
カバンや財布の内側まで、綺麗に縫製がされているかを確認しましょう。
質の悪いものだと、表面から見ても縫製がガタガタのコピー商品があります。
また、ベルト部分などは雑な処理がされていると、手で触った時に角が当たり少し痛い感じがあります。
④金具(ビス)をチェック
バッグの持ち手などについている、留め具のことをビスといいます。
コピー商品は正規品と金具の形状が異なっていたり、雑な作りになっています。
また、金具が浮き気味に縫製されていることもあるので、横から見て確認することも必要です。
⑤製造番号をチェック
ブランドにもよりますが、ブランド正規品には製造番号がついている場合があります。
お手持ちのブランド品に製造番号がついているか、確認してみてください。
もしもご自身で見ても分からない場合は、買取査定に出してみると良いでしょう。
買取側も商標権があるので「偽物」「本物」と教えることは出来ませんが、「お取扱いできない商品です」と差し戻されることがあります。
商品状態が異常に悪い場合でなければ、ほとんどの場合が「コピー商品なので買い取れません」というサインです。